映像技術とは

一般的に、映像信号は高画素化すれば人間に見やすい映像になります。
しかし、医療機器に使用されるカメラは、弊社の場合医療用内視鏡になります。
医療用内視鏡の場合には、高画素化と小型化が求められており、高画素化と小型化を両立するためには開発力、技術力、生産力が求められます。
内視鏡の映像は、解像度が高ければ、良い画質になるとは限りません。
そのため、内視鏡ドクターが安心して使用できる画作りが求められます。
例えば、2D画面でありながら立体的な見え方や患部を見えやすくする色調整、さらにノイズ除去技術等々が必要となります。
弊社は、ドクターが求める声を真摯に聞き入れ、使い易く、患者様に安心してご利用頂ける内視鏡用カメラの開発を行っています。

映像技術がもたらす未来

つい30年ほど前、ファイバースコープからCCDセンサーを使用した低画素の電視内視鏡が市場に投入されました。
それから30年余り経過し、センサーがCCDセンサーからCMOSセンサーに変化し、CMOSセンサーメーカーが増えてきています。
そして、医療用内視鏡は日本国内や海外でも開発、製造され、世界市場に販売されております。
最新の内視鏡は、AI技術と映像信号が統合され、AIが癌を見つけてドクターのサポートをしています。
しかし、それだけでは検出(胃カメラの場合は胃癌)が不十分で、医療用内視鏡に於いては癌の可視化が求められています。
癌の可視化は、ドクターの判断が簡単で、より確実になるため、負担が軽減されます。
さらに、患者様に貢献できるようになるため、医療用内視鏡は益々重要になると考えています。